四国・九州
4月になってやっと・・・ずっと延び延びになってた鹿児島へ旅行に行って来ました。 鹿児島は約40年ぐらい前、勤めてた会社のお店があったのでその店回りのため東京から仕事で何回か行ったことがあるのみ。 しかも空港と当時ダイエーしか行かなかったので全く記憶にありません。 だからずっと鹿児島に旅行に行ってみたかったんです。 しかし鹿児島はやっぱり遠かったです。 レンタカーも考えましたが、コロナの感染の不安も全くないマイカーがやはり安心。 ってことで頑張りました! 今回の走行距離は6日間で約1600キロ、今までの旅行で新記録です。 今回はお天気には恵まれました。 もちろん天気予報を見て日程を決めたんですが、雨には一度も降られませんでした。 さて今回も岡山から四国に渡り、愛媛県三崎港から大分県の佐賀関行きのフェリーを利用しました。 やはり九州の南側に行くにはこのルートが楽な気がします。 今回の1日目は愛媛の観光スポットに立ち寄り、八幡浜に泊まりました。 愛媛県四国中央市にある翠波高原です。 初めて行きました。 この日は曇りのち晴れの天気予報だったのですが、ここ愛媛の海沿いは晴れてました。 ところが車で山をどんどん登ってみると生憎の曇り空。 四国の山方面は曇ってたり雨だったりが多い気がします。 看板の右側にある生き物はトカゲみたいだけど何でしょう?? 高原だからか菜の花はまだ満開ではなく5分咲きぐらいなのかな? それでも岡山で見る平野に咲く菜の花とはまた趣が違って素敵です。 到着した時には車が1台、その後少しずつ人は来てましたが、実はイノシシの柵が張り巡らされた中で一人はちょっと怖かったです。 旅行2日目です。 この日は朝9時半のフェリーに乗船、大分の佐賀関には10時40分到着です。 無事定刻に到着し、この日は一気に桜島を目指しました。 3年前にもこのルートで宮崎に行きましたから、今回は寄り道せずに一気に行こうと計画してました。 でお昼御飯時間を挟むので高速途中で食べようと思ってました。 ところが、3年前のことですっかり忘れてましたが、この東九州道にはSAがほとんどないんです。 フェリーを降りてそのまま高速に乗った私は昼御飯が食べれない。 それどころがPAもすごく少ないのでトイレもしばらくないんです。 実は3年前に来た時、この自動車道路には高速の間にかなり長い無料区間があるんですが、そこで休憩のため道の駅に降りて逆向きに乗ってしまうと言う失敗の経験があるので、今回は進行方向にあるPAで休憩しようって心に決めてたんです。 ってことで結局宮崎の手前までずっと運転しなくてはならず、フェリーターミナルから3時間ぐらい走り続ける羽目になりました。 おまけにトイレを利用した宮崎PAでも食べるものはなく、結局都城で高速を降りてからの休憩となりました。 あ~長かったです! 3年前にも思ったんですが、この東九州道路は3キロ近くの長いトンネルがめちゃくちゃ多く、おまけに単調な1車線の道路なので私的にはとても苦手なんです。 よく走ってる四国の高速はPAやSAもいっぱいあってとっても安心。 後から地図で見たら、西側の九州道路はそれなりにいっぱいあるみたいです。 さてそんなこの旅行いちばんの難関の場所を走り抜け、夕方にはホテルに到着。 今回のホテルは海沿いにあって、6階のお部屋に入ってみると窓から島が真正面に見えます。 今回はここに2泊なのでめっちゃテンション上がりましたね。 お部屋の窓は開かなかったので、到着後すぐに海岸沿いに散歩に出かけました。 桜島が見えたのはこの日から3日間なんですが、この日がいちばんきれいに桜島が見えてました。 とてもラッキーだったと思います。 日没前で桜島に西日が当たって明るくくっきり見えました。 ホテルの前には1キロ以上の散歩道があり、ここを散歩するだけで遠路はるばる桜島まで来て良かったって大満足しました。 散歩道の外側にはこんな感じの波消しブロックがあり、そこで釣りしてる人もいました。 あ~、やっぱり海が見える風景は癒されます。 ここが海沿いの散歩道です。 こんな所が自宅の近所で毎日散歩できたら最高でしょうね。 そして翌朝、私の部屋から見えた朝陽です。 ここに2泊したのは大正解でした。 旅行3日目です。 この日は錦江湾の西側、薩摩半島の南方面に出かけました。 池田湖です。 奥に見えるのが開聞岳です。 距離が遠いのでちょっとぼやけてますが、この日も抜群のお天気でした。 池田湖にはイッシーって言う怪獣伝説があるそうで、その記念オブジェ?です。 なんか聞いたことがある気もしますが、もう40年ぐらい前のことらしいです。 湖の周りにはお花が植えられてたりしてきれいです。 次に向かったのは池田湖からわりと近いJR西大山駅です。 ここは指宿市にあり、JRの最南端駅で鉄道ファンとかの多くの観光客で人気だそうです。 開聞岳が写真の背景に入って良い感じです。 この時は観光客もほとんどいなくてラッキーだったです。 駅前にある黄色のポストです。 赤色以外には黒はたまに見ますが黄色は初めてかも? ところで指宿と言えば砂蒸し温泉が有名なんだけど、時間もゆっくりできないので今回は止めました。 やはり温泉はその場所に泊まってゆっくりできる方がいいですね。 またの機会に入ってみたいと思います。 余談ですが指宿と言えば学生の頃の同級生、近く枕崎からは会社の後輩が東京にいたので、こんなにのんびりした田舎から東京に来たんだなあって思い出しました。 この後、今回の旅行での唯一の鹿児島郷土料理のお蕎麦を食べました。 写真がないんですが、このお店の小牧そばです。 食べたことのないお蕎麦で新鮮で美味しかったです。 この後は知覧に向かいます。 知覧は町全体が手入れされた盆栽が植えられていて、武家屋敷のお家が並ぶとても趣のある町でした。 街並み全部がそんな感じなのですが、うまく写真に撮れずこれでは伝わり難いですね、ごめんなさい。 で私は知覧武家屋敷庭園に行きました。 ここも、って言うか鹿児島はいろんな観光スポットも5時で閉まるところが多いので、入れた駐車場であまり遅くならないうちに出さなくてはってそんなにゆっくりはできませんでした。 本来は私はこんな所でお茶飲むのが好きなんですが・・・。 武家屋敷庭園が並ぶ風情ある道です。 武家屋敷庭園とはその名の通りお庭を見学させてもらえるところです。 まだ実際に使ってる住宅もあるのでお家の中が見学できるわけではありません。 こんな感じのお庭を見ることが出来ます。 こんな茅葺き屋根のお家もありました。 この後鹿児島市内に帰ります。 最後に行きたいのは桜島の見える城山公園展望台。 ところがこの帰り路が想像以上の大渋滞、3車線もある産業道路?なのに車がびっしりでした。 ってことで展望台に着く頃には日が落ちてそうなので、しょうがなく諦めこの日の観光は終了です。 旅行4日目です。 天気は生憎の曇り、夕方からは晴れマークになっているんですが・・・。 でもこの日は行きたい場所がたくさんあるので、どんどん観光して行かなくてはなりません。 先ずは鹿児島市街からフェリーに乗って桜島に渡りました。 このフェリーはたくさんの本数が出てるので簡単に乗れます。 料金も乗る時は払わず、降りたところで車に乗ったまま払えて早かったです。 湯之平展望所です。 ここは噴火口に最も近い展望所だそうです。 とても景色が良いところだそうですが、生憎の曇り空で残念。 桜島を車で走ってて目についた物です。 退避壕、シェルターって看板に書かれてました。 後で調べたら島の中にはいくつものシェルターがあり、突然の噴火から身を守るための物だそう。 この島に住むのは大変そう、災害の少ない岡山に住んでたら想像もつきません。 有村溶岩展望所です。 ここには溶岩を左右に見ながら歩く1キロぐらいの遊歩道がありました。 登ったり下ったりでわりと大変です。 途中には休憩所もあります。 この後は桜島から大隅半島に向かいます。 ところで桜島とは島と名前が付いても九州本土と地続きなんです。 これも今回行って初めて知りました。 ってことで鹿児島市街地からはフェリーでも東側ではそのまま大隅半島に行けます。 雄川の滝です。 実はその名前も全く知らなかったんですが、ここもNHKの大河ドラマの撮影地だそうです。 先ずは駐車場に到着、滝壺まではここから1.2キロ歩きます。 こんな感じの整備された遊歩道で歩きやすいです。 上に見えるのは滝見大橋ですが、ここからは滝は見えないそうです。 もう少し先に上流展望所もあるそうですが、私の行ったのは滝壺展望所です。 これが展望所です。 まだ新しいです、この手前のところで今も施設の工事をしてました。 素晴らしい水のきれいな滝壺です。 滝も大きくこの展望所から私のレンズでは全部が入り切れません。 滝の右側 滝の左側 そして滝の中央です。 滝の様子は伝わったでしょうか? 雨量にも左右されると思いますが、今まで見た滝の中で水がいちばんきれいと思います。 さてこの滝を見学した後は急いで帰り路を歩き、休憩もせずに次の観光スポットに向かいます。 次に行きたいこの日最後の観光スポットが5時半には閉まってしまうんです。 坂を登ったり下ったりでかなり大変でしたが頑張りました。 荒平天神です。 車で次なる目的地を目指していたら、道沿いに見つけました。 歩いて見学する時間はないので、写真だけ撮りました。 駐車場の看板しか見つけられず・・・。 後ろが西側なので、夕焼けの頃にはとても素敵な写真が撮れそうなスポットでした。 満潮になると道が海に浸かりそう。 この日最後の観光スポットになんとか5時10分前に到着。 5時に閉まるお店が多い中、ここは5時半だったのでなんとか間に合いました。 その行きたかったのは黒酢の産地である霧島市福山町、このたくさんの壺が並ぶここにどうしても行ってみたかったんです。 福山町は海と山に挟まれた温暖な気候だそうで、だからこそ壺づくり黒酢の生産ができるのだそうです。 製法の説明を見たり、実際に壺の中も見せてもらったり。 この黒酢は3年から長いものは15年もこの壺の中に寝かせるそうです。 また夏にはタマノイのはちみつ黒酢を毎日飲んでる私、黒酢も買いたかったので、短時間ですが何個か試飲したりして1本自分のために買って来ました。 背景が海 こちらは山です。 ここは観光客用に見せてるところなのでお花もありました。 帰り道、他のメーカーの黒酢の壺も目にしましたが、しっかり柵がされてその中にありました。 この後コンビニでコーヒーとおやつを買って車でちょっと休憩。 私は旅行中このコンビニにめっちゃお世話になることが多いです。 カーナビとコンビニのお蔭で車でお出かけすることがとっても増えた私です。 そしてこの日の宿泊地である都城市に向けて車を走らせていると・・・。 相変わらずものすごい山道なのですが、その途中でふと見つけたこの展望台があったんです。 きれいな夕日が差していたから気付いたんだと思いますが、見つけられてとてもラッキー。 中茶屋公園です。 桜島を背景に素晴らしい夕日の写真が撮れそうです。 この日は私一人でしたが、ここから写真を撮る人は多いみたいです。 後から公園の名前とか、Googleで知りました。 この後都城市に到着、鹿児島の旅行もこれで終わりです。 翌日はまた北に向けて移動します。 旅行5日目です。 この日は都城から、観光しながら夜までに津久見のホテルに到着すればいいので、どこに行こうかな?って現地で行き当たりばったりでお出かけしました。 先ず向かったのは都城近くのしゃくなげの森です。 都城でどこ行こう?って思ってたんですが、ここは現地の方の情報で行ってみました。 お花だけを見に行くってことは私にはあまりなく、しゃくなげってどんな花かも知らなかったんですが、行ってみると想像より規模が大きくお花の森をのんびりお散歩できました。 個人のお宅の山?って感じのところに、しゃくなげがとにかくたくさん咲いてました。 いろんな種類があるみたいですが、満開は1週間ぐらい前だったのかな?って感じです。 お花の写真はちょっと苦手ですが、こんな感じにたくさんってことは伝わるでしょうか? 白とかピンクが多いですが、赤色もたまにありひと際目立ってました。 次に向かった先は綾の照葉大吊橋です。 3年前に九州に来た時、九重の大吊橋に行って雨のため止めてしまったので(傘が禁止なのに大雨だったんです)そのリベンジです。 ここは九重の夢吊橋ができるまでは日本一だったんでしょうね。 そんな看板がありました。 橋の足元の真ん中は下が見えるようになってます。 景色を見ながら歩いてると平気ですが、この真下のみを見ながら歩くと少し足がすくみます。 下までの距離は140メートルぐらいだそうです。 吊り橋の長さは250メートルぐらいです。 さてここからはまた北の大分方面に帰りますが、どうも単調で眠くなるあの東九州道はあまり走りたくない。 ってことでしばらく下道を走って飽きたら高速に乗ろうってここから移動しました。 宮崎はお庭がきれいなお宅が多く、この時期たくさんのお花を見ながらのドライブでわりと楽しかったです。 途中立ち寄った日向のクルスの海です。 もう日が落ちて来てここからの景色は東向きなのでちょっと薄暗いです。 真ん中の海が十字になってるのが名前の由来と思います。 願いが叶うクルスの海ってガイドブックに出てました。 ここのこの鐘を突いて十字架に祈って願いを叶えたいってことでしょう。 陽もすっかり暮れて来たので、この後高速に乗り、津久見のホテルに向かいました。 旅行6日目です。 この日はお昼頃フェリーに乗って四国に渡り、岡山に帰ります。 で午前中の観光に出かけたところが臼杵の石仏です。 国宝だそうです。 この石仏は山肌に彫られた石仏で、なんか海外の石仏みたい? こんなのあったんですね~、日本ではあまり記憶がないです。 国宝に指定されたのはわりと最近で二十数年前。 だからこの石仏は現在、とても近代的な建物に覆われて保護されています。 上側に見える木の部分がそれです。 この建物の中に石仏があり、シャッターも閉まるようになってます。 平安~鎌倉時代に作られたそうで、この建物ができるまでは普通に山肌の岩に鎮座してたみたいです。 下には芝桜が咲いてたり、近くには蓮公園もあったりで、のんびりお散歩できます。 ここは思ってたよりずっと興味深かったです。 この後佐賀関に向かい、午後1時のフェリーで四国に向かいました。 午後2時過ぎには愛媛に到着。 この日は快晴で夕日が見れる頃、帰りにちょうど行きたかった香川県三豊市を通過します。 そこで行きたい場所は2ヶ所、どっちにしようかな?って頭をかすめながら香川に向かいます。 その前にちょっと寄り道、12月にも行った下灘駅です。 この日はとても良い天気だったのでもっと違う感じに写真が撮れるかも?って立ち寄りました。 腕が悪いため結果は変わらず・・・。 この日は土曜日と言うこともあり、冬来た時より人が多かったです。 この時期になるとバイクとか自転車の人も多いです。 防波堤の前が以前撮った海に続く線路なのですが、この日はそこには人はいない様でした。 この左側の道が私が通って帰る道なんです。 夕焼け小焼けラインって名前がついてますから、ここも素晴らしい夕焼けを見ながらドライブできるんだと思います。 愛媛から自宅に帰る途中、もう一か所香川県の観光ポイントに寄って帰ります。 一つは海に写る夕焼けの写真で有名になった父母の浜、もう一つは高屋神社です。 どちらも近くでちょうど夕日が沈むちょっと前に到着しそうです。 しかしその日は風がわりと強かったので考えた結果、高屋神社へ。 こちらはまだ行ったことがない場所なんです。 そして6時頃には到着・・するはずが、あと少しのところで車が停められました。 後から知ったのですが、高屋神社に登る最後の5キロぐらいは、道が大変細く車が行き交えないのでこの時期マイカーは通行禁止だったんです。 ってことでその手前で6時まで待機。 あ~~っ、日没に間に合うかな?って思いながら解除と共に何台も並んでる車がどんどん上に向けて登って行きました。 そして駐車場に到着。 その時駐車場から見える海に夕日の道が照らされてめちゃきれい。 ところが行きたい天空の鳥居がある場所はそこから徒歩で登らなきゃならなかったんです。 これが心臓破りの坂?(笑) 150メートルぐらいですが、めっちゃ急坂です。 途中具合悪くなりそうって諦めかかりましたが、頑張りました。 そしてなんとか日没前に天空の鳥居のところまで行き着いてみたらたくさんの人。 夕日はきれいだけどどうもこの時期は鳥居に絡めては写真撮れない場所に沈んでいます。 撮影する場所も分からず時間がないので焦りつつ撮影。 前置きがメチャ長くてすみません。 高屋神社の天空の鳥居です。 鳥居の向こうに瀬戸内海が見えてとても素敵です。 この鳥居の向こうには急階段があり、徒歩で登って来れる別ルートからの道です。 昼間にもまた来てみたいところですね。 なんとか撮れた沈む夕日です。 撮影ポイントが見つけられず手前に木の影が入ってしまいましたがきれいな夕焼け。 この夕日が鳥居に近く沈むのは冬場になるのでしょうか? 海に沈む夕日を久しぶりに見た私は、こんなにきれいだったんだなって改めて思い出しました。 このあと1600キロのドライブ旅行を終えて無事自宅に帰り着きました。 四国九州旅行記はこれで終了です。 今回も楽しく旅行することが出来ました。 いつもながら長い旅行記を読んでもらってありがとうございます。 |